2009年11月29日日曜日

朽ちそうなケヤキ


百年以上此処にあるケヤキです。
下の方は半分朽ちかけてキツツキなどに穴を開けられています。
このままにして老いさせてはどうにも成らないからと進める人があり
とうとう処分することにしました。
夏の大雨で道が荒れて軽四トラックも無理なので途中から歩いて登りました。
道から少し上の方にその木は有りました。
ヒノキの間に聳えていました。葉っぱは落ちていましたが、
やはり存在感はありました。長い間山の中で世の中の様子を見てきたのでしょう。
淋しくなります。



沢の向こうにカラスウリがなっていました。
山の動物も食べないのか沢山下がっていました。
以前はシモヤケの薬として実から採れるエキスが
使われていたそうです。
若い実は漬け物にしたとか、
地下の塊根から採れたデンプンを”天花粉”と
呼んで、アセモの予防や治療に用いられたそうです。


2 件のコメント:

さんのコメント...

山の木にも寿命が有るんだと、改めて思い知りました。大きな木が朽ちていくのは、ましてやそれを切り倒すのはやはり寂しいことです。でも土に還って次の世代の栄養となることでしょう。

山果 さんのコメント...

永い年月御苦労様と言いたいですね。また新しい芽が出てきそうにも思えます。天花粉いまだに使っております